令和6年11月 挨拶
瑩山禅師は、1268年(文永5年)11月21日(陰暦では10月8日)に越前多称邑(たねむら)の豪族瓜生家にお生まれになりました。道元禅師がお亡くなりになってから15年後のことです。
禅師の母は深く仏教に帰依し、特に篤く観世音菩薩を信仰されていました。信心深い母親の姿のもとで育てられた瑩山禅師は、8歳の時に出家を願い出ましたが、父母の許しを得ることができず、断食をしてその決意のほどを示したといわれています。ついには父母も出家をみとめ永平寺へ上り、13歳のときに懐奘禅師について得度されました。
懐奘禅師亡き後は、義介禅師のもとで一所懸命に修行に励まれます。
昨年(R5)より永代墓地供養祭を行っております。今年は11月23日(土)11月から供養祭を致します。観音様の慈悲を頂戴して、バザーや豚汁などをご堪能下さい。