2024.02.01
お知らせ
令和6年2月 挨拶
「比丘たちよ、今こそおまえたちに告げよう。 諸行は滅びゆく。 怠ることなく努めよ 」
『マハーパリニッバーナ経』『南伝大蔵経』第7巻144頁 これは釈尊の入滅に際しての最後の言葉であると伝えられています。 『マハーパリニッバーナ経』は、釈尊の最晩年に、ラージャガハ(王舎城)から入滅の地クシナーラまでの最後の旅の様子を伝える経典であります。
そして、弟子であり従兄弟のアーナンダに伝えた言葉に「自灯明 法灯明」があります。この言葉の意味は、自分を灯明(導き)として、法(お釈迦様の教え)を灯明(導き)とするということです。暗い道を歩いている時に灯されるのが灯明ですね。暗い道を歩いている中、夜道を照らしてくれるのが自分と法(お釈迦様の教え)だというのです。まさに能登半島の震災で被災された方々は暗い道を歩いているように感じていると思います。
一人一人の支援が灯明となって被災者の心を照れしていけば、先に光明が見えてくるはずです。
2月15日はお釈迦様の命日。お亡くなりになられた日で『涅槃会』が執り行われます。
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2024.11.01
令和6年11月 挨拶
瑩山禅師は、1268年(文永5年)11月21日(陰暦では10月8日)に越前多称邑(たねむら)の豪族瓜生家にお生まれになりました。道元禅師がお亡く…- 続きをみる
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2024.10.01お知らせ
令和6年10月 挨拶
秋の空になり、朝晩は少し涼しくなってきました。墓地には彼岸花が咲き乱れています。10月5日は達磨様(だるま)の命日になります。七転び八起きのダル…- 続きをみる
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2024.09.02お知らせ
令和6年9月 挨拶
今月22日は秋分の日。その前後3日間を秋彼岸(7日間)といいます。彼岸とは [梵語] pāramitā 波羅蜜多を漢語として意訳した「到彼岸」の…- 続きをみる
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2024.08.10お知らせ
令和6年8月 挨拶
日本国民がお墓参りをする季節となりました。8月13日から8月15日のお盆には仏壇を調えて先亡諸精霊をご供養いたしましょう。 松源寺では8月14…- 続きをみる
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2024.07.23お知らせ
令和6年7月 挨拶
7月10日に地域防災訓練を行いました。 今年は都合により午前10時から始めました。地域の皆さんとお寺の役員の参加して頂きました。サプライズ…- 続きをみる
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2024.06.03お知らせ
令和6年6月 挨拶
6月に入り梅雨を迎える時期となりました。ゲリラ豪雨や河川の増水など心配されます。鶴見に有る大本山總持寺では瑩山禅師が著された『伝光録』に因み、1…- 続きをみる