2012.11.01
平成24年11月 ご挨拶
大本山總持寺を開かれた瑩山禅師は1264年(1268年の説もある)、越前にお生まれになり、
8歳で永平寺に入り三世義介(ぎかい)禅師のもとで修行を始めました。
13歳で二世懐弉(えじょう)禅師について正式に僧となると、瑩山紹瑾(じょうきん)と名を改め、19歳になると諸国行脚(あんぎゃ)の志をたて、求道(ぐどう)生活に精進されました。
そして35歳のとき、義介禅師の後を継いで加賀国(石川県)の大乗寺住職となり、2年後に『伝光録(でんこうろく)』をお示しになりました。その門下には優れた人材が集まるようになり、曹洞宗が発展する基礎が築かれました。また、50歳で能登に永光寺(ようこうじ)を開き、そこで『坐禅用心記(ざぜんようじんき)』を撰述されたといわれています。
その後、58歳のとき諸嶽寺(もろおかでら)を寄進されると禅院に改め總持寺と名づけました。1324年、61歳のとき總持寺の住職を峨山(がさん)禅師に譲られ、翌年62歳でそのご生涯を閉じられました。
瑩山禅師がお生まれになられた日。いわゆる誕生日は11月21日で太祖降誕会(たいそごうたんえ)として、大切な聖日であります。
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2024.11.01
令和6年11月 挨拶
瑩山禅師は、1268年(文永5年)11月21日(陰暦では10月8日)に越前多称邑(たねむら)の豪族瓜生家にお生まれになりました。道元禅師がお亡く…- 続きをみる
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2024.10.01お知らせ
令和6年10月 挨拶
秋の空になり、朝晩は少し涼しくなってきました。墓地には彼岸花が咲き乱れています。10月5日は達磨様(だるま)の命日になります。七転び八起きのダル…- 続きをみる
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2024.09.02お知らせ
令和6年9月 挨拶
今月22日は秋分の日。その前後3日間を秋彼岸(7日間)といいます。彼岸とは [梵語] pāramitā 波羅蜜多を漢語として意訳した「到彼岸」の…- 続きをみる
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2024.08.10お知らせ
令和6年8月 挨拶
日本国民がお墓参りをする季節となりました。8月13日から8月15日のお盆には仏壇を調えて先亡諸精霊をご供養いたしましょう。 松源寺では8月14…- 続きをみる
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2024.07.23お知らせ
令和6年7月 挨拶
7月10日に地域防災訓練を行いました。 今年は都合により午前10時から始めました。地域の皆さんとお寺の役員の参加して頂きました。サプライズ…- 続きをみる
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2024.06.03お知らせ
令和6年6月 挨拶
6月に入り梅雨を迎える時期となりました。ゲリラ豪雨や河川の増水など心配されます。鶴見に有る大本山總持寺では瑩山禅師が著された『伝光録』に因み、1…- 続きをみる