宮城県仙台市青葉区土樋 曹洞宗 大蔵山 松源寺

お知らせ

2013.03.01

平成25年3月 ご挨拶

 「風評被害」とは根拠のない噂のために受ける被害のことで、特に東京電力福島県第一原発事故が発生した際に、本来は無関係であるはずの人々や団体までもが損害を受けることです。例えば、放射線量が低くく人体に影響がでない場所で作られた作物が、福島県産というだけでその食品そのものが危険であるかのような思いから売れ行きにも影響が及ぶことなどです。
 東日本大震災から早くも2年を迎え、津波による被害の復興も遅々として進んでいない地域もまだありますが、福島県民は先の見えない不安に悩まされております。市場に出回る福島県産の食品はND=不検出のもので、ある意味日本で一番安全な食品と言えるかもしれません。対岸の火事ではなく我がことと考え、是非進んで福島県産の食品を食べましょう。